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名物・逸品

当店の名物をご紹介します。ご来店の際は是非ご賞味ください。


駒ヶ根名物 ソースかつ丼



割烹食堂水車のソースかつ丼 1,200円


駒ヶ根は、ソースカツ丼が名物です。
名前の通り、ソースをつけた揚げたてのロースカツを、キャベツをひいたご飯の上に乗っけて食べるどんぶりものです。 昭和のはじめに広まり始めたソースカツ丼は、平成5年に「駒ヶ根ソースかつ丼会」が結成され、今は町をあげて盛り上げています。 当店も加盟店の一つで、ソースカツ丼に力を入れています。
「駒ヶ根ソースかつ丼会」では、駒ヶ根ソースかつ丼の規定を設けています。

其の一 器は丼に限定する。
其の二 ソースかつ丼の肉は豚肉のロースを基本とし、120グラム以上とる。
其の三 かつはパン粉を付けて揚げたものでなければならない。
其の四 キャベツは細かく切って水に浸してから水分を切って丼の飯の上に載せる。
其の五 かつを揚げる油については油脂は自由としても良いが、揚げかすは必ず取り、汚れた油では揚げない。
其の六 ソースはソースかつ丼会で作ったものを最低基準とし、これに工夫することが望ましい。
其の七 かつを揚げてソースを潜らせる時、ソースも温めておき、揚げたてのかつをそのままソースに潜らせて切って飯に載せても、切ってからソースに潜らせて飯の上に載せても自由とする。
其の八 海苔等はソースかつ丼に載せない。また、キャベツ以外の野菜は載せない。
其の九 蓋は自由とする。


井月(せいげつ)丼・井月そば



割烹食堂水車の井月丼 1,600円・井月そば1,800円


当店では、上伊那ゆかりの俳人、井上井月(いのうえせいげつ)がイノシシ鍋を好んだとの逸話にちなみ、イノシシ肉を使った「井月丼」と「井月そば」を発案いたしました。

井月丼は、甘辛くいためたイノシシ肉をご飯にのせ、半熟卵を添えてまろやかな味わいに仕上げています。 井月そばは、手打ちそばを温かい猪肉のつゆで召し上がっていただきます。

猪肉は、肉食が禁止されていた江戸時代にも「山鯨」と呼ばれ、冬の寒さを凌ぐ栄養源とされていました。 煮込めば煮込むほどに柔らかさを増し、牛肉と比べてもビタミンB1が多く、カルシウムも豊富です。 好物のいのしし肉を使った当店の薬喰い「井月丼」を井月さんも「千両、千両」と喜んでくれることと思います。

この一品、駒ヶ根の「ソースカツ丼」の次の新名物にしたいと力を入れています。 ぜひ、”割烹食堂 水車”にお立ち寄りいただき、ご賞味くださいませ。

井月をイメージしたメニューいろいろ

上伊那珍味

~地の虫~
◉蜂の子

 蜂の子は、土の中に巣を作る地蜂(クロスズメバチ「通称:スガレ」)の幼虫やさなぎのことで、つくだ煮や炊き込みご飯として食べられています。蜂の子は食べるまでに至る「蜂追い、巣を見つけ、持ち帰り育てる」という経過が、大人の趣味として根付いています。

~天の虫~
◉蚕のさなぎ

 製糸の副産物のさなぎは、乾燥・ゆでるという工程を経ているので、魚の干物やスルメなどと同様に、独特のにおいがあります。養蚕業が盛んだったこの地域では、ごく普通に食べられ、その他にも魚の餌や絞り出して油にするなど、さまざまな形で利用してきました。

~田の虫~
◉イナゴ

 稲を食べてしまい害虫とされるイナゴですが、一方で稲の副産物として捕れるごちそうとも考えられてきました。稲の収穫時期には田んぼで簡単にたくさん捕獲できることから、食用として広い地域で食べられています。また、イナゴを活用したクッキーなども販売されています。

~川の虫~
◉ざざ虫

 ザアザア、ザザ、ザザと流れる川の瀬に住みついている川虫を、その瀬の音からざざ虫と呼ぶようになったといわれています。つくだ煮や素揚げで食べられています。伊那谷でしか食べられない珍味中の珍味です。

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